1999-03-09 第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第2号
戦後、日本海は李承晩ライン等が設定されて、日本船が拿捕されるといったような歴史もあるわけでありますが、昭和四十年に日韓漁業協定が締結されまして、沿岸十二海里、これはその主権とする領域であると。
戦後、日本海は李承晩ライン等が設定されて、日本船が拿捕されるといったような歴史もあるわけでありますが、昭和四十年に日韓漁業協定が締結されまして、沿岸十二海里、これはその主権とする領域であると。
それにもかかわらず、向うが従来の占領政策下にある日本、引き続いての状況、いきさつからいいまして、いろいろ無法な李承晩ライン等を設定して、漁船の拿捕、抑留というような、非常な不法不当な行為をあえてやるというようなことでございまして、これらは確かに日本としては紛争を、武力によって解決するという道をみずからふさいだのでありますから、これをどうするわけにもいかぬ、ただ平和的な交渉、こういうものにたよる以外はなかったのであります
(拍手) 顧みれば、わが国の国民経済上最も重要なる地位を占めるところの漁業は、第二次大戦の惨禍から立ち上がらんとしたやさき、あるいはマッカーサー・ラインあるいはブルガーニン・ラインあるいは李承晩ライン等、その復興を妨げるところのきわめて困難な幾多の国際的障害に遭遇したのであります。しかしながら、その後マッカーサー・ラインは、サンフランシスコ平和条約の締結によって解消しました。
第二点は、赤城農林大臣並びに外務大臣にお伺いしますが、当予算委員会は、先般八月十日、東京を出発いたしまして、李承晩ライン等に関連する対島等に調査団を派遣いたしました。私もその調査団に参加してまいりましたが、まことに李承晩ラインないし韓国のやっていることは遺憾にたえない。これに対する政府の対策は、保安庁等についての予算といい、巡視船の実態といい、何をやっているのか、ほんとうに遺憾であります。
○国務大臣(赤城宗徳君) 先ほど申し上げましたように、意見が一致しないのは専管区域の問題でございます、線の引き方で、それから、そういうことがきまれば、当然李承晩ライン等は撤廃されるということに相なるべく交渉を進めておるわけでございます。そのとおりにやりたいと思います。 それから、国際慣行に従ってすべての問題が妥結した場合に、三十八度線以北の李承晩ラインはどうなるか、こういうお尋ね。
しかも、その譲ってしまわれた相手方が退陣してしまったので、一種の伸士協約とは言わなくても、暗黙の気持としては、請求権では譲るが、これに対応して、李承晩ライン等についての、これに対応するステーツマンシップの発揮を待っておられたと思う。それが今度、もはや人去ってなしという結果を招来していると思う。
竹島問題について、あるいは李承晩ライン等につきましては、本委員会におきまして、外相会談に臨まれる直前、各委員からただしました。そのときの外相の御答弁は、これは根本の問題であるから、これは大きな前提問題であるという趣旨の御答弁がなされて参りました。先ほどのお答えによりますと、竹島問題をいろいろ話したけれども、まだまだ納得してもらえる状態でないという趣旨の御答弁があったわけでございます。
○千田正君 これは水産庁の次長にお伺いしますが、九州の漁業団体並びに四国あるいは中国地方、ここを根拠として漁業をやっておる各漁民からの要望は、李承晩ライン等において締め出しをくった日本の漁業、この地区の人の、特にカツオ、マグロ、あるいはサバ等の漁業に従事する人たちはまたここに締め出しをくうのだ、これではとてもわれわれは生計を立てていけないのだ、だからアメリカ側がどういうことを言うかもしれぬけれども、
いろいろな面においてなかなか岸内閣としては日中貿易の再開、あるいはその他の問題についてはちゅうちょ逡巡されておるようでありますが、現実の日中間の漁業問題等に対しては、私はそう忌避する必要はないから、むしろ李承晩ライン等において危険を冒してまでやるよりも、話し合いで漁獲のできる漁場においてはどんどん進めるべきじゃないかと思いますが、藤山外相としてのお考えはどうでありますか、お伺いしておきたいと思います
その次にお尋ねいたしますが、李承晩ライン等に対して報復措置がありはしないかということを一応心配されております。
○政府委員(下田武三君) 御質問の要点がはっきりつかめませんでしたが、韓国はいわゆる李承晩ライン等というものを日本海で保護しておって、こちらの条約との関係がうまくいくかという御質問だと考えますが、それは同じ海域におきまして、魚の種類により、あるいは当事国の違いによりまして、いろいろな条約が同じ海についてダブるということはあり得るわけであります。
この意味におきまして非常に重大な意味を持っておると、私ども考えるのでありまするが、特に、今日採用せられましたところの方式は、やはり他の問題、たとえば李承晩ライン等の解決に当りましても、適用し得る原則じゃないかと思うのであります。この点に関する御所見を伺いたいと思うのであります。
あるいはすでに李承晩ライン等の問題もございますが、こういうものは何か一体外交当局をして手の打ち方がないのか、あるいは国際機関というふうなものを通すというような場合もございましょうか。これに対して外務大臣、どうお考えでございましょう。
○森島委員 漁獲数量のほかに、ソ連側が一方的に設定しました制限地域をそのまま認めるとか、日本が自主的でなしにソ連に押されてこれに屈服する、と申しましては言葉が過ぎるかもしれませんが、これを容認しておるなんということは、私は李承晩ライン等の関係から重要な問題だと思うのでこれを特にお聞きしたわけですが、きょうはこれ以上やりません。
第二の要点は、日本政府は単なる話し合いあるいは外交上の話し合いということでなく、政府全体として、今後南鮮に対してどのような基本的な態度で対処していくか、この基本的な態度を確立して、あらゆる面から南鮮側の日本国内に対しまする不当な対策、あるいは特に李承晩ライン等による不等な対策を変えさせていく、この道しかないと思います。
それはさいぜんも申しますように、米軍の演習地の拡大や、李承晩ライン等が、一つの大きな原因をなしておると思います。沿岸漁業というものの範囲が非常に狭められてきた。最近は三十トンあるいは四十トン以上のものは、沿岸や沖合いに行くよりか、むしろ北洋方面のサケ、マスの採捕にだんだん転業を勧めるという状態が出てきておるということです。
これは御承知の通り韓国との間は李承晩ライン等をしかれて日本の漁民があそこに行けない。圧迫されておるから。今もってこの問題は未解決のままである。にもかかわらず一方においては韓国の生産のノリを入れて、国内の零細農民を苦しめなければならない。この問題を一体どういうふうに政治的にあなたはお考えになっておられるかということ。
それについて技術的にいろいろの、プライベートではありますが条件等が出されておりますけれども、これらの問題をもっと日本政府としては積極的に取り上げて、この調整に乗り出していく必要があるのじゃないか、技術的に解決できる問題があるとするならば、そういう面から打開をして、もう少し貿易通商を通じて両国の間をよくして、そして李承晩ライン等の好ましからざるいろいろの問題の解決にも資していきたい、かような方針で進みたいと
○大久保委員 先ほど田中君の御質問の中に、李承晩ライン等で漁船に対して不当なる攻撃があつたときでも、できるだけ外交措置でやれという御質問がありましたが、漁船に対する攻撃の中には、ナシヨナル・フラグを掲げていない攻撃がある。先般の東支那海における漁船の撃沈の問題について、あの攻撃船はナシヨナル・フラグを掲げておつたかどうか、この点を私は海上保安庁長官もしくは木村長官にお尋ねいたしたい。
李承晩ライン等の問題等も最近は解消されておるかのごとき観を呈しております。従つて韓国で獲れます鮮魚をやはり輸入してやることは先方に対して非常に好印象を与えるのではないか。
その場合に直接損害については大体これだけ、間接損害はこのくらいあるということを発表しながら、アメリカから間接損害がどの程度来ようが来まいが、他の被害問題、例えば漁業について申上げるならば、李承晩ライン等の不法行為の結果水産界或いはこれに従事する労働者諸君が困つておられる、そういう問題との関連は勿論あります、併しそういうことを、関連を考慮に入れても、取りあえずこのビキニ水爆に関連する国内的な補償及び救済